久しぶり、愛しき君~第3章~

「…貴様ら、普通そういう話は本人がいないとこでするものだろ…」気まずいと言いたげに見ながら言うと二人は笑って答えた。
「だってお前、話してたら絶対な!?。」
「嫉妬に狂って殺しにかかるだろ?。」
「いやお二人さん、地獄におとされますよ!!。」
「あー、言えてるわー!。さすが、付き人!!。ナーイスワード!」
「お前、酔っぱらってるだろ!?。」
「シラフだ。まっ、だから皇嵐ちょっとは意識してやれよ。そこらのやろうよりはラディッツの方がいいと思うぜ?。」―何よりも大事な人を大切にするやつだからさ―。
「…考えておくわ。」
「カリー、お前は俺の親か…!」
「オカンだろ。イテェ!」
「ばか野郎!、誰がオカンだ!!。」
「厳しいお母様だろ…!、100歩譲ってもよ…!!」
「俺は教育してやってるだけだ!。そこまでじゃねぇし、たまたま三人の中で上だからだ。」
「スパルタ教育だろ…」
「お前が言うこと聞かねぇからだ!」そうして四人は遅くまで飲み明かした。
皇嵐はその間、懐かしげに三人を見ていた。


2000年前の゛彼″との賭けを思い出しながら。
『賭けをしよう、皇嵐』この3人の光景を見て、彼だからこそ作れた未来なのかもしれないとおもいながら。
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