「なっ、ならないからな！？。」
「どうでしょうか…、あっカリーさんたちよければこれも。」カタ、と音をならして置かれたのは酢もつだ。
「ありがとよ、ちょうどさっぱりしたものを食いたかったからな！。」
「皇嵐も酒が飲めないぶん食べておけ。」ほら、とターレスはつまみの皿を皇嵐に近づける。流れるようにやるターレスの動作に皇嵐は、カリーあたりにでも鍛えられたのだろうかとおもう。
「ありがとう、いただくわ。」答えて箸を右手に持ち、酢もつを一口食べる。
「おいしい…、国重相変わらず料理が上手ね！。」それはどうも、と国重は答えて厨房に行く。
「なんだお前らやはり知り合いか。」ターレスもやはりな…と、呟く。
「カリー、ターレスお前予想ついていたのか！？。」おいまて、とラディッツは反応する。
「いや、だってよ…」
「神の上だからな…、国重は知ってるだろうしこいつ一応トップクラスの悪魔だから会ったりしてるだろ。」
「さすが、ターレスさんたちっすね。その通りですよ、…主くらいですよ。気づいていないのは」ほんと俺様に関心ないなー、と国重はいう。
「ラディッツはバーダックに似て、変なとこでつまづいたり天然だからな。」仕方ねぇよ、とカリーは当然のように答えた。
「お前ら…！」
「事実だろ。皇嵐のことしか眼中にないしな…よそのヤツらにも見向きもしねえし。」
「えっ！？。」皇嵐はターレスの言葉に驚いた。
「ラディッツは、お前にしか眼中にないから他の女を相手にしないんだよ。」ターレスは、酒を飲み思い出したように飽きれながら言った。