久しぶり、愛しき君~第3章~

「よぉ、皇嵐!!。ひっさしぶりー!」数日後、連絡を聞いたカリーとターレスが戦利品の酒をもって部屋に来た。厄介なことになるだろうから、とベジータたちには内緒にして。
「あらっ、カリー!。久しぶりね‼。」大きくなったわねぇ、と年の離れた姉のように言う。
カリーはそれに、そりゃ10年近くたてばなと笑いながら答えた。
「変わってねぇな、神と言うのは。」
「そうかしら?。ターレス、あなたも大きくなったね。体格もよくなって」
「…そうだな、そこのお前の番犬(ラディッツ)の方が大きくなったし体格もよくなってるぜ。」
「お前よりは大きいからな!。」
「態度だけはクソガキだけどな、昔と変わらねぇ。」人の身長いじるんじゃねえよ、お前がおかしいからなとターレスはラディッツに告げる。
「見た目はイケメン、中身は残念だもんな。」カリーもターレスの言葉にうんうんと反応してうなずく。
「言えてるわね、二人とも。」
「主の場合三才辺りから心の成長止まってますね。」
「ぼろくそに言うんじゃねぇ!!。」
「正論だろ。…皇嵐気を付けろよ。あいつ、昔と変わらねぇからお前のこと夜な夜な狙ってるから。」ターレスはそのラディッツの反応を見ながら皇嵐に軽く忠告をする。
「皇嵐の体を俺で汚してやるぜ的に思ってるからな!。」
「変なことを吹き込むんじゃねぇ!!!!。俺は合意の上でしかしないからな!。」ほんとにこいつらは!、さながら連歌のようにホイホイと言葉を合わせて自分を責めてくる。
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