久しぶり、愛しき君~第2章~

「あなたはカリーとターレスと行動してるの?」
「昔はそうだったが…今は王子たちとだ。…なぜかわからないがな。」ベットに腰かけて、皇嵐に答えた。
そうだ、わからないのだ。王子とはただあの惑星ベジータ滅びる前の遠征ではじめて一緒になっただけにすぎない。カリーに聞いても、逆に俺が聞きたいと返答された。
(どうせフリーザと王子の悪巧みみたいなものだろ)己がカリーのおさなじみだから。
カリーは、宇宙でも有名な最強戦士だ。歯向かわれたらアウトだ。さすがのフリーザでも止めるのには手間取る。
もしもの時の人質みたいなものであろう。
「あなたが強いからとかじゃないのかしら?。」
「ないな。」きっぱりと言える。己に認められるほどの実力はない。そもそも、あの二人が認めるはずないのだから。
「断言するのね…。生意気、頭でもうったの?。昔のあなたなら…」
『そうだ!、俺は強いからな!!。そこらの雑魚とは違うんだよ‼。』
「って、ドヤ顔しながら言うのに…」「お前にとっての俺って、どのくらいガキだ?。」男すら思われてないな…!。
(変態クソガキですね、主。皇嵐様から思われてるのは)「ガキっすね、主」
「生意気少年よ、あなたは。」
「昔と変わってねぇな!、お前俺は男だぞ!?。」
「会ったときはかっこいい男と思ったわ。でも!、あなたなら論外ね‼。」ブチ!。
「そうか!、ならお前が少しでも俺を意識したら嫁になれよ?。いいな!。」
「少しでも、ね…良いわよ。なることはないから。」
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