久しぶり、愛しき君~第2章~

到着した後は、簡単な報告と話し合いだけだった。
ベジータからはまだ大地が割れていたことについて質問されたが、地震じゃないのかとまたはぐらかした。
部屋に行って皇嵐をベットに寝かす。
その間に戦闘服を脱ぎラフな格好になった。
「主って、案外奥手なんですね~」
「寝ているやつに手を出すか。」合意を得たら、何回も出すが。約束もあるし、それはそれはやる時はやる。
「まっ、主ってアレもしたこと無さそうだし…」ピシッと、気のせいであろうか。空気が固まる。
国重はあれ…?、と苦笑いをする。まさか、いやあり得る。
「主、俺様が寝ている間に…!」
ガツッ!。
「言うなよ…?。」ギリギリと顔を捕まれ潰されそうになる。あっ、してたんだね。おかずはあの子ね?と思う。
「言いません…!」離されて軽く咳き込んでいると、ん…と女の声が響いた。
「ここは…!?」目を覚まして皇嵐は、辺りを見渡していた。
「皇嵐さま、お久しぶり…!!」ラディッツに口を塞がれた。ギロリとてめぇから話すな、ボケナスと言いたげに睨み付けられる。
「やっと気づいたか…」あなたは?、と皇嵐は聞く。しかし、彼の尻尾を見て言った。
「サイヤ人!?。カリーと同じ…!」カリーの名前を聞いてラディッツは、ものすごく顔を明るくした。これは自分に気づくかも!と。それを見た国重は、明日惑星フリーザの滅亡日かな?と考えてしまう。不気味すぎてだ。
「うわぁ……こりゃあ明日やり降るわ。」
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