初めまして愛しき方~第1章~

そう言い、力強く抱き締める。彼のその声は普段と違い、どこか悲しそうにしかし辛そうにしてて皇嵐は心が揺らいでしまう。
「…無理よ…」だって、あなたと私は違うのだから。
「年齢か!?、それとも俺がまだ弱いのか!!。歳なら他の時空にいけばどうにかなる!。弱いなら、まだこれからあげればいい!!。お前の好みになれるように俺はっ…!」苦痛の悲鳴のようにカリグラは、言い放った。この際だ、彼女に全てをぶつけよう。
「…カリグラ…私達は違うのよ?。神と人間「俺はお前のためなら、神にでもなんだってなってやる!。」…無理よ。それに私は…!」ガバッ。瞬間、カリグラに抱き上げられた。
「…無理矢理にでもわからせてやる。」己の本気を、この鈍感な女に染み込ませて教えなくてはならない。もう、覚悟も決まった……彼女がそう言うならばこちらも乱暴に出るまでだ。
━寝室━
「キャッ!。」途端、皇嵐はカリグラに押し倒された。ガッシリと、腕は掴まれて目は赤くギラギラと光り彼女を見ていた。
「…ならば、男と女の差を教えるだけだ…お前が受け入れられるようにな。」そう言って、無理やり服を剥ぎ取っていく。普段と違う彼の様子に皇嵐は戸惑い彼を見る。力が強く、抵抗も虚しい。この男は完全にあの悪魔の力を支配下に置いているのだ。
「やめって…!!」無理矢理口付けられ、舌を絡めとられる。その間にも体を触られ、愛撫された。
「…断わる。」━永遠の傷として、その身体に刻んでやる━。
そして、無理やり抱いた。抵抗も徐々に、しなくなっていきされるがままになった。それは諦めからかそれとも同情か皇嵐にしかわからない。
7/14ページ
スキ