『お前は見たのか…？』ラディッツはその言葉に確認をしてくる。急に何が起きたんだ、と思って驚いたのだろ。
「見てねぇ。フリーザと話していたからな。…だが、衝突で起きた風圧には巻き込まれそうになった。」
『…わかった。王子に伝えておく。』頼んだ、といいそこで連絡を切った。
強い子だ、だが真実は伝えられない。彼が…彼の父のように強くなるまでだ。
宇宙船を自動運転とコールドスリープを設定し、カリーは目を閉じた。
「あいつらに被害を加えたときだ…フリーザを殺すのは。」