散った男

「そこまで語っていたつもりないですが…。」
「無自覚か?、バーダック。ギネの甘ったるいやつが移ったのだろうな。」くくっ、と笑いカリーはバーダックへと話す。
「カリーさん!?。」
「こいつの甘ったるい病気が移りましたね。」そうか、とカリーは笑い言った。
「ラディッツは、そういうところがお前とギネに似たのだろ。…バーダックに一番似ているがな。」俺からすると頑固なところは特に、と。
「…あなたに言われたのなら、似なくていいとこを似たかもしれません」
「あぁ、あれは惑星ベジータ最悪の悪魔だ。俺からしたらな…。根源どうにかしろ」
「ハハッ……あなたに頼みますよ。…カリーさん、バカ息子に伝えててください。゛強く生きろ″、と。」その言葉を聞いたときカリーは、すべてを察してしまった。バーダックが何をしようとしているかを。
「おれは恐らくあいつになにもしてやれなかった。次男にもだ。…なら、あいつがせめてあの方と幸せになるためのはしないといけないでしょ?。」
「…カリーさん、お願いします。どうかあの子達を…」゛頼みます″、2人の願いはカリーへと届く。カリーはその様子に何かを察して軽く目を瞑りそうかよと返す。
「…挑むのか?。」
「えぇ。…やってやりますよ。」ニヤリ、と不敵にわらいバーダックたちは去っていった。
カリーは、暗にバーダックがあなたはいつも通りしてて参加しなくていいと告げていることに気づき先へと向かった。
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