比翼連理~第13章~

だが今ではないと思っているから隠している、そして何よりフリーザからも利用されない為にもとだ。
「そうね、この子達にとっての世界は広いわ。色々なものがあることも私は知って欲しいもの」皇嵐もラディたちの頭を撫でて優しく微笑む、そして静かにラディたちの心に染み渡るように話した。
「ラディ、リン。あなた達にとって……この世界は広くて分からないと思うわ、だからこそ家族で知って色んな人を頼るのよ」
「……Raや国重たちもいるわ、翼だっている。ここの世界は本当に不思議……色んな世界の人たちがいるもの、だからきっとあなた達の為にと動いてくれる人もいるわ」皇嵐は話しながらラディのことを見てハッとした、嗚呼なんで今となってわかったのか。
「……(カリグラ…、やはりこの子はきっと


あなたと私の間に生まれたかもしれない命のひとつだったかもね)」その群青色のような青みがかった黒髪はラディッツのものに間違いない、でもこの子の力の源は…あの男のものがあった。
やはりああ、そうだったんだと思いながら皇嵐はラディを抱きしめる。
「かーか?」
「ふふっ、ラディ。あなたは純粋すぎて心配になるわ、…リンとちゃんといるのよ」リンは自分と似た見た目もしているがどこかラディッツとカリグラの危うさを受け継いでそうだった、ここにはあの男を思い出すものが沢山ある。
でもそれは、カリグラが自分を孤独にさせない為にと築いてくれたものたちだと今ならわかる。
「どうしようもない男の気持ちをリンも受け継いでるから、ラディ。あなたのことを守ってくれるわ」
「ねえねのことまもるもん!、リンまけない!!」
「そうねリン、さっお母さんも食べ終えたわテレビの続きみましょうか?」皇嵐はそういい2人の背中を押してソファへとむかう。
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