ヴァルド星のものにとって王が恐ろしいものだとわかることが記されてあった、赤と黒の災い…地獄の色そのものとしてかいいようがない。
カリーはその壁画を眺めながらもこれが俺たちのラディッツのと信じられないようなでも事実だとわかるような不思議な感覚に襲われる。
「一応この壁画たちは撮影しておくか」自宅でも見よう、幸いにもこのもっているカメラは私用のものでフリーザたちが触れることもない。
何枚か撮影してカリーはヴァルド星人たちの力の起源となった神の壁画も撮影した。似たような銀髪の色……カリーはまさかとぼやく。
「俺の親父の先祖だったりしてな！、まっあるわけねえかー！！」カリーは気づかなかった、まさかこの神が──己の実の父であるということにも。
ルーツに触れたが、生粋の鈍感とカリグラに対しての集中力で見逃してしまった。
「ここまで来たからなんかターレスたちにも土産用意すっかー！、あとヴァルド星の天然石でも探ろうかね」