比翼連理~第8章~
「うひゃー、乾涸びちまってるよこりゃヤバい」カリーは近づき見ながらも呆れて壁画を眺める、そこにはヴァルド星のものたちが今まで戦った栄光や神様の伝説についても書かれていた。
どうやら崇められている神は原初のもののようで己とにた銀髪のものらしい、暗殺の技術を持ち我らを救い敵から五感を奪う力を授けてくれたと。
「ありゃ、肝心の名前がすすれてらぁ」戦いの最中に消えてしまったのだろうか、壁画も廃れると言われるから仕方ないかとカリーはためいきをつく。
だがこれはあくまでヴァルド星の者たちの力の始まりらしい、頭首となるものたちはラクダージャとよばれる決闘に勝ち残らなくてはならないとある。
「…へぇ、トーナメント戦みたいなものかね」始まりは魔界から、魔界が大戦争になりその中から逃げてきたともある。在り来りな神話だが急遽現れた神の登場によりかわったということか、とカリーは納得して次へとみていく。
そこにあったのはカリグラの壁画だ、2本の角に赤く光る左目。よく見ればドラゴンとなりこの地を支配したことも記載されている、みなみな挑んだがまけていったと。優秀な頭首は挑んだがカリグラ二一撃で負けて、やがてカリグラの怒りに触れて赤い雷が落とされてこの地は焼けたともある。
ドラゴンに変身した彼は次から次へと挑む戦士たちを投げ倒し、勝ち生き残った副頭首は恐怖に震えて降参したとも記されている。
「……こいつらにとってカリグラ様は…大いなる災いそのものなんだな」壁画にはその後、ある戒めのようなものが記されている。
【赤と黒の災いが来た時、みな目を合わせてはならない】
【タルタロスへと導かれ暗黒の時期が来る】
【水はかれ、土木も尽きて我々の死が訪れる】
【赤と黒の災いについて忘れるな、我らが死にして最悪なる敵──カリグラのことを】
どうやら崇められている神は原初のもののようで己とにた銀髪のものらしい、暗殺の技術を持ち我らを救い敵から五感を奪う力を授けてくれたと。
「ありゃ、肝心の名前がすすれてらぁ」戦いの最中に消えてしまったのだろうか、壁画も廃れると言われるから仕方ないかとカリーはためいきをつく。
だがこれはあくまでヴァルド星の者たちの力の始まりらしい、頭首となるものたちはラクダージャとよばれる決闘に勝ち残らなくてはならないとある。
「…へぇ、トーナメント戦みたいなものかね」始まりは魔界から、魔界が大戦争になりその中から逃げてきたともある。在り来りな神話だが急遽現れた神の登場によりかわったということか、とカリーは納得して次へとみていく。
そこにあったのはカリグラの壁画だ、2本の角に赤く光る左目。よく見ればドラゴンとなりこの地を支配したことも記載されている、みなみな挑んだがまけていったと。優秀な頭首は挑んだがカリグラ二一撃で負けて、やがてカリグラの怒りに触れて赤い雷が落とされてこの地は焼けたともある。
ドラゴンに変身した彼は次から次へと挑む戦士たちを投げ倒し、勝ち生き残った副頭首は恐怖に震えて降参したとも記されている。
「……こいつらにとってカリグラ様は…大いなる災いそのものなんだな」壁画にはその後、ある戒めのようなものが記されている。
【赤と黒の災いが来た時、みな目を合わせてはならない】
【タルタロスへと導かれ暗黒の時期が来る】
【水はかれ、土木も尽きて我々の死が訪れる】
【赤と黒の災いについて忘れるな、我らが死にして最悪なる敵──カリグラのことを】
