比翼連理~第8章~
ナッパなんぞ手段を選ばずにやれば倒せていたのではないだろうかとカリーは考えたのだ。
あいてのはいちもおかしかったらしいが……2000年も生きていれば、第六感とよばれるものもかなりはたらきそうな。
「……あいつらは、それを知った上でやってたんかねえ」やっている可能性の方が大きくありそうだが、とりあえず現地を視察するかとカリーは歩きながらとある地へといく。
ラディッツが頭首たちに襲われる前に支配していたところだ。さすがはラディッツ、綺麗にある程度まちとしての形が残っている。ベジータたちであれば半壊していたであろうところだ。
一部、瓦礫が崩れて地下道への道が顕となっているそこにカリーは用事があったのだ。
「ここ、ここ!。確か…ヴァルド星の者たちの祭典のとこだ」予言書や聖書などが置かれてあるところ、カリーはニシシッ!と笑いその場に近づき地下へと向かう階段を下っていく。
辺りは暗いため持ってきていたライトで下を照らす、一応とスカウターで辺りを確認するが人の気配はない。そして音も何も無い、自分の足音だけだ。
「ターレスも誘えばよかったけど……あいつに今他の仕事任せてっからなぁー」普段なら話しかければ誰かしら答えてくれるが今回は単身、なにもいない。ラディッツにはもちろんカリグラについて探らせるなんてご法度だ。
重苦しい土でできたような扉が出てくる、カリーは恐る恐ると押してゆっくりと開いた。その先にあるのは祭神された戦の神と儀式のために扱われていたであろう短刀におぞましい気配を放つ壺。ヴァルド星のものたちは侵入してきた敵を殺してはこのツボに入れて暗殺の力を手に入れようと崇めていたと聴く。
なるほど、近づいてみれば無数の心臓の干からびたものが入っていた。
あいてのはいちもおかしかったらしいが……2000年も生きていれば、第六感とよばれるものもかなりはたらきそうな。
「……あいつらは、それを知った上でやってたんかねえ」やっている可能性の方が大きくありそうだが、とりあえず現地を視察するかとカリーは歩きながらとある地へといく。
ラディッツが頭首たちに襲われる前に支配していたところだ。さすがはラディッツ、綺麗にある程度まちとしての形が残っている。ベジータたちであれば半壊していたであろうところだ。
一部、瓦礫が崩れて地下道への道が顕となっているそこにカリーは用事があったのだ。
「ここ、ここ!。確か…ヴァルド星の者たちの祭典のとこだ」予言書や聖書などが置かれてあるところ、カリーはニシシッ!と笑いその場に近づき地下へと向かう階段を下っていく。
辺りは暗いため持ってきていたライトで下を照らす、一応とスカウターで辺りを確認するが人の気配はない。そして音も何も無い、自分の足音だけだ。
「ターレスも誘えばよかったけど……あいつに今他の仕事任せてっからなぁー」普段なら話しかければ誰かしら答えてくれるが今回は単身、なにもいない。ラディッツにはもちろんカリグラについて探らせるなんてご法度だ。
重苦しい土でできたような扉が出てくる、カリーは恐る恐ると押してゆっくりと開いた。その先にあるのは祭神された戦の神と儀式のために扱われていたであろう短刀におぞましい気配を放つ壺。ヴァルド星のものたちは侵入してきた敵を殺してはこのツボに入れて暗殺の力を手に入れようと崇めていたと聴く。
なるほど、近づいてみれば無数の心臓の干からびたものが入っていた。
