比翼連理~第6章~

ターレスが言いたいことは、ラディッツも少なからずわかっている。カリー、あれは鈍感で正直戦闘以外バカになる時もある。
竹を割ったような性格と、気概。持ち前の運の良さで色々と生きていけてるようなところがある。
カリーにとってターレスは家族にして幼なじみ、親友。そのターレスから急に好きだと言われたら確実にカリーは驚く、そしてえ?ドッキリ??とか言うだろう。
「たまにアイツ、皇嵐と似たような鈍感発揮するからなー」
「なわけないとおもうが、カリーのあれは皇嵐そっくりすぎるぜ……身内か?と思うくらい」
「身内は勘弁願いたいぞ、俺は」仮眠する前に軽く書類をまとめておくか、とラディッツは近くにある丸い机と椅子に座りペンを出して報告書類にサラサラと今回の戦果についてまとめる。
とっとと帰って皇嵐に癒されたい、そして赤子の成長を見たい。
「あーーオレもそう思うぜ、ったくカリーのやつ…オレそんなに分かりにくいか?。よそのヤツらとあいつで扱い違うと思うが」
「違いすぎて反吐が出る、カリーはターレスのやついつもの事だろと流してるだろうな」
「…鈍感やろーが…!」それは同意見だとラディッツも聞きながらサラサラと書いていく、今回の星はあっさりと支配はできたが能力持ちと言われる超能力のようなものを扱うヤツらがいて大変だったなとぼんやり思い出す。そういえばヴァルド星の奴らも似たような感じだったな、と振り返っているとずきん!と途端強く頭痛がする。
─…手を出したやつはどいつだ─、誰だ。誰の声だ、途端記憶のようなものが流れてとぎれる。声は自分と似ていた、だが雰囲気は明らかに己ではなかった。
疲れすぎか?とラディッツは目を片手でおおい、ためいきをついた。
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