比翼連理~第4章~

カリグラも彼もラディッツも弟…いや家族というものを毛嫌いしているところがあった、ラディッツなんかカカロットの話を出すだけでも顔を顰めてそんなものはいないと否定してくるほど。
カリグラは、拒絶し自分に出会ってから紳士風にしていたくせに
『うぜぇヤツがきやがってよぉ…』とボヤいてくるほどだ。性根は変わらないということばがあるとおりというか、カリグラもかなり根っこから嫌ってるのだなとわかるほどに。
月鬼もおそらく同じようであろう、家族の話というものをとんとしてこないしラディッツとなんかは酒や魔術についての話ばかり。人間関係というものもあまり聞いてこなかった。
なのにラディッツは別だと、たしかにラディッツもラディッツで彼に対して拒否感はなくむしろ月鬼がRaとして出てくるばかり嬉しそうにしている。カリーやターレスたちよりも。
「ふふっ、いいのよ?。…あなたもラディッツ、それに……ね??」夫とおなじラディッツでありカリグラの器、愛を知った彼の若い頃のような存在。魔王の顔を強く持つもの…、なにか動こうとしていることは付き合いからわかるが今このときは見なかったことにしてあげようではないか。
月鬼の本音、自分ではなくとも父としてこの子と接したいと思うところはあるのだろう。
では頼もうではないか、自分から…ラディッツの妻として。
「月鬼、あなたにはこの子のもう1人の父親としてお願いしたいわ。私たちになにかあった時のために」
「……何が言いてえ」
「貴方は、私が知る限りラディッツより彼と似てるわ。だからこそ思うのよ、愛を知った彼のようなあなたなら…この子のことを正しく導いてくれると」
「あっもちろん性格の悪さは把握済みよ?、その上でなの。貴方ならこの子から好かれそうだし」
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