比翼連理~第4章~

旅行の感傷にひたりながらも、時がたったとき──
ラディッツは1ヶ月ほどの遠征へと向かい自宅にはいなかった。
皇嵐はそのなか翼たちへの夜食を作ろうとキッチンへとたち野菜を包丁でリズミカルにきる。2人はなんでもまた異空間で手合わせをしているらしい、国重いわく翼は基礎ができているからここから剣術を叩き込めばいい剣士になるだろうということだ。
『将来的には主を護る護衛にもなれますよ』そういい国重は楽しげに微笑みその酸漿のような瞳を細めていた。どうやら刀の付喪神としてもそして彼の第六天魔王としての魂が疼いてたまらないらしい。
皇嵐もそれには翼がのるならと同意して、彼らを見守った。翼の方も乗り気で主様がいない間に!とふんすふんすと特訓している。
「カリグラ……」貴方が全てを支配したことでこの世界線は変わった、少なくとも自分が知る限りの歴史の流れというものにはならなさそうだ。
彼を見た事で時空が歴史が全て変わった、滅びずのうのうと惰性で生きた生命もあっただろう。なんなら民族を増やして支配してきたとこも。
だが、カリグラが来たことで変わった。強欲な民族は滅び、反対に清廉潔白なものたちは生き残り生きる術を高めそしてカリグラの支援により力を手に入れた。
時には枯れた星が生き返り、小さな命がめぶき命を増やして言ったのだ。あの男はひとりで…神の役目も王の役目もやってみせたのだ。
そして今ではただのフリーザ軍の一兵士の元に特級相当の霊能者に第六天魔王の刀はてには国宝の刀剣の付喪神たちそして──全ての皇帝の残忍な顔を持つ男が集ってみせたのだ。忘れてならないカリーやターレスたちもそうだ。
「………」あの男の存在で全てが変わった。これは紛れもない事実であり、神々が想定できえなかったことだ。
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