比翼連理~第3章~

あの旅行から帰ってきて、しばらくたった。
ラディッツの方は休んだ分働け、ということで短期遠征に出たりナッパたちがためていた事務仕事を片したりと多忙気味だ。
帰ってきてすぐ、ラディッツと皇嵐はターレスに土産と報告をと国重たちと共に彼らの家に赴いた。
「やっぱプロポーズしたか」カリーはダヨネーと座っている椅子を長い足で揺らしながらぼやく。
「…ラディッツの事だからなにかやらない、ということが無いな」カリーの言葉にターレスもやれやれと言いたげにため息をついた。
さすがは幼馴染、実の家族より暮らしてきたものたちはラディッツという男がどういうものかとよくわかっている。
「主はやる、と決めたらとことんやりますからねー」国重はキッチンを借りながら土産に持ってきたツマミを皿にもったり、酒を注いだりしている。執事の仕事がさまになっているというか、さすが織田の刀だなと皇嵐はぼんやりと眺めつつラディッツがどれだけ分かりやすいかと言うことに苦笑をした。
「とりあえず、オメデトさん!。お前もこれでより働かないと行けなくなったなー」
「…別に、やることやるだけだ。俺が行ってる間ベジータたちは」
「相変わらずよ?、トレーニングルームでサイバイマンと訓練。飽きたら辺境の惑星を支配、大して変わんない」
「サイヤ人の王子様はがんばられますねー」みなみなに酒を渡しながら国重はラディッツの後ろでぼんやりと見ていたベジータのことを思い出す、あの時の印象は体の小さいワガママ王子。代わりに爆発力が凄かった。
武に愛されたもの、とはああいうものだと言うほどに。 だが自分には物足りなかった、もっと泥臭くもどろどろとしたものがほしいと。
「(あれは勇者みたいなもんすよね)」
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