未だひとり
そう語るガイウスの目は鋭く少しでもつけば全てを凍らせる氷のように冷たい。
黒王は現在ガイウスにとって主君であるが同時に、親友の仇なのだ。人間でありながらも人ならざるものを認識し、あのカリグラに対して一言言えた男であること。にこりと笑う甘いマスクの裏にはおぞましいほどの憎悪を買い、20年以上人間として生きた実績から黒王が気に入り魔族へと成り上がらせたのだ。
「(カリグラへの見せつけのようにも思うが)」貴様の親友を、自分は手元に置いてみせたぞと言いたげな。そんなのであの男が傷ついたりだのするか?、と自分は考えたりもしたが。
「…その好き勝手から世界が滅ぶ末路になってもな?」
「ふははははッッ!。あれであれば…己の救いたいものは救い、自分で世界を作りますよ…」
「だからってこの横暴が許されるか!?、あの男は結局っ我々すら利用してたと「皇嵐様を救うためですよ」っっ!」
「…勘違いするな、カリグラはキサマらより誰よりもあの女神を想っていただけのこと。そしてその果てに己の命を全て投げていいとしただけだ」青い雷鳴が鳴り響く、ガイウスの機嫌に合わせるように黒い雲がたちこめて翼もドロドロとしたものにかわっていく。
「頭のかたい惰性ばかりの老兵共が…、カリグラに先々へとすすみ滅びを恐れぬ全知全能たる皇帝にかなうわけがなかろう」
「……」
「きさまは…カリグラと皇嵐さまをかけて、戦っていたつもりかもしれんが勝負にすらならん。現にあのお方はカリグラをえらんだ、そして泣いた…今更ではあったが結局最後は惑星ベジータへと向かったろ?」そうだ…、皇嵐は色々と言って黒王から逃れるようにあのとき惑星ベジータへと赴いた。
それもカリグラとの約束があるから、と述べてだ。
黒王は現在ガイウスにとって主君であるが同時に、親友の仇なのだ。人間でありながらも人ならざるものを認識し、あのカリグラに対して一言言えた男であること。にこりと笑う甘いマスクの裏にはおぞましいほどの憎悪を買い、20年以上人間として生きた実績から黒王が気に入り魔族へと成り上がらせたのだ。
「(カリグラへの見せつけのようにも思うが)」貴様の親友を、自分は手元に置いてみせたぞと言いたげな。そんなのであの男が傷ついたりだのするか?、と自分は考えたりもしたが。
「…その好き勝手から世界が滅ぶ末路になってもな?」
「ふははははッッ!。あれであれば…己の救いたいものは救い、自分で世界を作りますよ…」
「だからってこの横暴が許されるか!?、あの男は結局っ我々すら利用してたと「皇嵐様を救うためですよ」っっ!」
「…勘違いするな、カリグラはキサマらより誰よりもあの女神を想っていただけのこと。そしてその果てに己の命を全て投げていいとしただけだ」青い雷鳴が鳴り響く、ガイウスの機嫌に合わせるように黒い雲がたちこめて翼もドロドロとしたものにかわっていく。
「頭のかたい惰性ばかりの老兵共が…、カリグラに先々へとすすみ滅びを恐れぬ全知全能たる皇帝にかなうわけがなかろう」
「……」
「きさまは…カリグラと皇嵐さまをかけて、戦っていたつもりかもしれんが勝負にすらならん。現にあのお方はカリグラをえらんだ、そして泣いた…今更ではあったが結局最後は惑星ベジータへと向かったろ?」そうだ…、皇嵐は色々と言って黒王から逃れるようにあのとき惑星ベジータへと赴いた。
それもカリグラとの約束があるから、と述べてだ。
