ひとつの幸せ~第17章~
ぎゅっ、とラディッツは皇嵐の両手を握る。
握られたせいで彼が震えてることも伝わってきた、そして強く強く握りラディッツはその口を動かす。
「お前となら、俺はどんな不幸な目にあっても乗り越えられると思った。お前のおかげで俺は───」
『「愛を知れた、そして幸せを感じた」』時を超えて、世代を超えてなんという盛大なプロポーズを受けるのか。
「ガキの頃から言ってきた言葉も全て本気だ、…改めて皇嵐っ……俺と結婚して欲しい。この先、生まれ変わっても何があっても俺はお前を追いかけてみせる」ああ、あの時から……カリグラ彼その人と会ってから始まった愛の話はここに繋がってるのだと皇嵐は息を飲み笑う。
そしてラディッツの純粋な想い、カリグラだけのでは無い……彼本人が紡ぎ積み上げてきた自分への愛。きっと、全ての者たちから批判されていくだろう──私のこの恋心も。
覚悟は決まった、決めていた。皇嵐はゆっくりとその桃色の唇を動かす。
「私もよ……生意気ラディッツ」ついに神が世界を作った神がたった一人の男の手を握ったのだ。
ラディッツはその一言に、皇嵐の笑みに涙が零れた。いつぶりのなんかは分からない、でもやっと──天に咲く一輪の花に手が届いたのだと認識した。
心が暖かいもので満たされていく、そしてよりもっととなり皇嵐のことを強くきつく抱きしめる。彼女の香りが鼻をくすぐる、やっとやっと届いたのだ。
己の思いと裏腹に心のどこかでなにか満たされたような、でもどこか悔しくそして楽しげな気持ちもある。
『良かったな、…皇嵐の事頼んだぞ』何者かは分からないだが声が聞こえたような気がしてラディッツは辺りを見渡した。
「(気のせいか)」きっと、緊張から解放されて変なものでも聞こえたのだろう。
握られたせいで彼が震えてることも伝わってきた、そして強く強く握りラディッツはその口を動かす。
「お前となら、俺はどんな不幸な目にあっても乗り越えられると思った。お前のおかげで俺は───」
『「愛を知れた、そして幸せを感じた」』時を超えて、世代を超えてなんという盛大なプロポーズを受けるのか。
「ガキの頃から言ってきた言葉も全て本気だ、…改めて皇嵐っ……俺と結婚して欲しい。この先、生まれ変わっても何があっても俺はお前を追いかけてみせる」ああ、あの時から……カリグラ彼その人と会ってから始まった愛の話はここに繋がってるのだと皇嵐は息を飲み笑う。
そしてラディッツの純粋な想い、カリグラだけのでは無い……彼本人が紡ぎ積み上げてきた自分への愛。きっと、全ての者たちから批判されていくだろう──私のこの恋心も。
覚悟は決まった、決めていた。皇嵐はゆっくりとその桃色の唇を動かす。
「私もよ……生意気ラディッツ」ついに神が世界を作った神がたった一人の男の手を握ったのだ。
ラディッツはその一言に、皇嵐の笑みに涙が零れた。いつぶりのなんかは分からない、でもやっと──天に咲く一輪の花に手が届いたのだと認識した。
心が暖かいもので満たされていく、そしてよりもっととなり皇嵐のことを強くきつく抱きしめる。彼女の香りが鼻をくすぐる、やっとやっと届いたのだ。
己の思いと裏腹に心のどこかでなにか満たされたような、でもどこか悔しくそして楽しげな気持ちもある。
『良かったな、…皇嵐の事頼んだぞ』何者かは分からないだが声が聞こえたような気がしてラディッツは辺りを見渡した。
「(気のせいか)」きっと、緊張から解放されて変なものでも聞こえたのだろう。
