━翌日━
ｼｬャャン…。カリグラの部屋に綺麗な鈴の音が響いたと同時に綺麗な女が現れた。女の見た目はセミロングの黒髪に赤くルビーのような瞳…女神と言われるにふさわしい見た目をしていた。
「久しぶりだな、皇嵐」そう、彼女こそカリグラの好きな人であると同時に神の上の神だ。
「…何か用かしら、狂人。」皇嵐は、鋭い目でカリグラを見る。この男…かつての若い頃のかれつさはおさえられてるとはいえより己に対しての執着を見せてきている。
「なんだかお前に見られると、欲情してしまうな。…そこのベッドで、愛を語るか？。」するり、と腰に触れようとすると手をはたかれる。
「しないわよ！、バカ！。」
「…冗談だ、今日はただ一日付き合ってほしいだけだ。」クスクス笑い、カリグラは答えた。
「（あれやこれはながれがあるからな）」
「…ホントでしょうね。」ギクッと、カリグラは少し冷や汗を流しながらそうだと答えた。
「…見せたいものがある。ついてきてほしい。」そう言い彼女に近づいて、さりげなく肩を抱いた。
「何触ってるのよ！。」思いっきりその整っているカリグラの顔の頬を叩く。
「イダっ！。…頬を叩かなくていいだろ！？。」
「このスケベ！。変態サイヤ人！。」
「尻とか胸を触ってねぇから許してくれないか？｣
「おだまり！、変態！！。」
「ツンデレな女だな…、そこがお前の魅力であり良いところではあるがな。」