ひとつの幸せ~第14章~

「戦士ではそれなりに戦闘力があっても、今いるサイヤ人の中では弱い方でしょ(カリグラさんのせいで)。だからそういう家庭的なのでも出したらどうですか」まあ主も、月鬼さんみたいになにかしら突破口あげたらつよいでしょうがとおもう。
実際戦闘の才能でいえば、あの生き残ったものたちには引けを取らないはずだ。ただ上手く掴めてないだけの。だが皇嵐は神でそれなりの力もある、日常の方が良いだろうしラディッツのこともよく分かっているし緊張をほぐすのでもいいだろうと渡したのだ。
「…たまには良い事言うな」そういい受取り、皇嵐になにを焼くかと話しかけていく。この小生意気がと国重もおもうが、こう言いながら自分も彼には幸せになってもらいたいものだ。
「国重さま、ナイスサポートです!」
「手のかかる主を持つと大変なんですよ…」彼ら二人の話す光景を見ながらも国重も見た目はカラフルだが、味は旨味がつまっており肉厚な貝を食べる。
魚の方も良い焼き加減だしおかげんがちょうどいい、織田にいたときにかつての主が食べていた鯛の塩焼きを浮かべつつこういう何気ないとこに過去に連想するものはあるのだなと思いを馳せる。
「そういえば、翼さん。あなた、よくこの変な見た目の貝たちをたべれたりしましたね」見た目も己たちの故郷にあったものたちとは違うし、なんなら日本人は抵抗感持ちそうなものばかりだ。
自分も自然とやりはしたが、どうだろうかと今更ながら聞く。
「?、普通に美味しそうでしたし……僕はよく訓練の時とか虫を食べたりとかもしてましたしこの世界に来てから変なものとか食べてたから自然と食べられるものとかわかったので」
5/6ページ
スキ