ひとつの幸せ~第12章~

その感覚は、楽しくそして少し恥ずかしい気持ちだ。
「ふふっ、冷たいわね」
「あまり行きすぎるなよ……」楽しんでる彼女を愛おしそうに見る、そして水着の姿も……可愛いくないか黒のヤツ。
彼女の白い肌に良くはえ、皮膚の色を輝かせている。
しかもワンピース型によって、ふわりとした感じにだが少女ではなく女というかんじがでていてよりいい。
正直、刺激が強い。水着ありがとうもあるが、好きな人の水着姿というのは刺激が強い。
ああ、こんなのだからカリーたちから思春期男子めとからかわれるのだ……。
「どうしたの?、さっきから思い悩むようにして。」無理させたかしら?、と皇嵐が心配そうに顔をのぞきこんできた。
急に来たことに驚いて、うっかり足を滑らせてコケてしまう。
「ちょっ、ラディッツ!?」
「……大丈夫だ」代わりに盛大に水しぶきを浴びたが。水滴が垂れてきて、あげていた前髪もおりてしまう。
ぽたぽたとたれてきて冷たい感覚が身体に伝わる。
「あなたどうしたのよ…」
「その、お前の水着姿が…可愛くて…」
「えっ」
「刺激が強いのだ…!、仮にも好きなやつのだぞ」ああもうカッコつけもやめだ、やめ。そんなの自分に合わない、やはりこの女にはストレートがいいだろうと真っ直ぐに伝えた。
「…抱きたくなる。」
「!?、このバカ生意気!!!」ばしゃ!と水をまたかけられる。塩味が口の中へと広がり、お前っ!!と皇嵐にラディッツはいう。
だがだくのは今はしない、やるにしてもプロポーズが成功してからだ。
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