ひとつの幸せ~第12章~

ーその頃の惑星フリーザー
「ラディッツのやつ、少し長い休みとったらしいですぜ。」フリーザからの指示書を貰い受けて、ベジータとナッパは廊下を歩いていた。
「ふんっ、あんな弱虫の知ったことじゃない。」
「いやいや、ですが王子…そのラディッツのやつ休み前にカリーの指示の元で働いてたらしいんですよ。なんでも、その功績フリーザ…様が認めるほど良かったらしく。」なんだと、とベジータはその言葉に反応する。あのラディッツのが??、フリーザが認めるほどだと。
「少し厄介な軍が居たとこなのに、あいつ一人できれいさっぱり片したらしくて…なんでもそこにある資源も火力源としてつかえるとか。」
「…ラディッツのやつの事だ、カリーから聞いてわかってたのだろうな。」残すべきもの、使えるものは使うあいつはそう言う損得のとこがある。
カリーも似たようなものだ、今のフリーザ軍の財源はカリーが半分稼いでると言っていいほどにある。
「ずる賢いヤツめ、だが鍛えようとしてるのは認めてやる。」ふんっ、とベジータは向かおうとしたとこばたりとカリーたちに会う。
「よぉ、王子様。」カリーの後ろにいる男…ターレスはニヤリと笑い話しかけてきた。
「なんの用だ、オレ様たちはいそいでるところだ。」そういうと、カリーがピラッとベジータが持つ指示書と同じものをだす。
「指示書、俺たちとあなたがた2人で組ましてもらったんですよ。」
「なんだと!?、フリーザ様はオレたちに頼んでたじゃねえか!。」
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