ひとつの幸せ~第10章~

あっ、なんか氷に心臓つきさされたわという感覚と同時にラディッツの声が聞こえてくる。
あらヤダ主、いつの間に分かったの??と冷や汗を垂らすが悟られないようにと顔色を変えずに返事をする。
「いいえ、なにも。」
「…気色の悪い。」いや、気色の悪いってなんだよ。真面目に冷たくね??、とおもう。
「ラディッツ!、またあなたは国重をいじめて!!。」
「気色悪いからそう言っただけだ。」嗚呼、ほんとに俺様主を間違えたのかも……とおもいつつ国重はお茶を注いだ。
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