ひとつの幸せ~第10章~
ー3日後ー
ついに旅行の日が来た、こっそりとカリーが用意してくれた宇宙船へと向かいのる。
なかなか立派な宇宙船を用意してくれていたようで、見た目は少し小さいが中は広く十分くつろげる空間だ。
「はぁー、久しぶりですわ。宇宙船に乗るのは。」
「僕もあの時以来です!、…へへっカリーさんたちは凄いんですね。」ラディッツは操縦のところに向かい運転の確認をする。
カリーが先程自動で設定していたからあとは、電源を入れるだけと話していたがその通りのようだ。
「…してくれているらしいな。」電源を入れて発車させる。皇嵐の方を見ると、不思議そうにキョロキョロしていてその様子に思わず笑みが零れる。
「どうだ?、宇宙船は。」
「不思議ね…、ほんとあなたたちにんげんはすごいわ。」2人がけのソファに座り皇嵐はいう。
「そうか?、お前たちはやれ瞬間移動だの色々しているらしいからな。」
「座標みたいなものがあるからよ、それに…その方が早いから。」
「俺も早く済めば、それでいいとは思うが…お前とならこうやって時間かけて出かけるのも悪くない。」
「あら、うれしいこと言ってくれるのね。」ふふっ、と皇嵐は優しく微笑む。この顔を見ることにも心が満たされる感覚がして、ラディッツは本当に彼女に心底惚れてるのだなと改めて認識した。
「感じていることを伝えた迄だ。」
「そうね、あなたは本当に…とても素直だわ。驚いちゃうくらいに私に伝えてくれるもの。」
ついに旅行の日が来た、こっそりとカリーが用意してくれた宇宙船へと向かいのる。
なかなか立派な宇宙船を用意してくれていたようで、見た目は少し小さいが中は広く十分くつろげる空間だ。
「はぁー、久しぶりですわ。宇宙船に乗るのは。」
「僕もあの時以来です!、…へへっカリーさんたちは凄いんですね。」ラディッツは操縦のところに向かい運転の確認をする。
カリーが先程自動で設定していたからあとは、電源を入れるだけと話していたがその通りのようだ。
「…してくれているらしいな。」電源を入れて発車させる。皇嵐の方を見ると、不思議そうにキョロキョロしていてその様子に思わず笑みが零れる。
「どうだ?、宇宙船は。」
「不思議ね…、ほんとあなたたちにんげんはすごいわ。」2人がけのソファに座り皇嵐はいう。
「そうか?、お前たちはやれ瞬間移動だの色々しているらしいからな。」
「座標みたいなものがあるからよ、それに…その方が早いから。」
「俺も早く済めば、それでいいとは思うが…お前とならこうやって時間かけて出かけるのも悪くない。」
「あら、うれしいこと言ってくれるのね。」ふふっ、と皇嵐は優しく微笑む。この顔を見ることにも心が満たされる感覚がして、ラディッツは本当に彼女に心底惚れてるのだなと改めて認識した。
「感じていることを伝えた迄だ。」
「そうね、あなたは本当に…とても素直だわ。驚いちゃうくらいに私に伝えてくれるもの。」