ひとつの幸せ~第10章~

だがラディッツはどうしてもそれを皇嵐につけさせたかったのだ。
この金剛石は光を当てることで様々な色の光を放つ。時には桜のようなはかない色を、時にはきらめく星空を抱く夜の色、またあるときは情熱を伝える赤い薔薇のような色など…。
どれもこれもが綺麗でラディッツはその石を見せたくもあり、欲しかったのだ。
「その、金ならまた働いて「あっ、別に前言ってたお前の給与2ヶ月分くらいでいいよ。」は??」いやそれはかなり破格だぞ、龍の涙の本来の値段の100分の1以下だぞとラディッツはいう。
「お前が今回手に入れてくれた、惑星そこの価値で賄えるからな。先程も話したろ?、思ったよりいい遺跡もあったりしたと。あの資産で賄えるし、つりが来るくらいだからな。」別に俺は善意からって訳じゃねえよ、とカリーはラディッツに告げる。
「(カリグラが使ってたものや遺跡があったしな)つまり俺は正当な支払いをしてるって訳。な??、だからまぁそれで支払ってくれよ。」
「…わかった、金が来たら支払う。」
「おう、払える時でいいさ。お前のことだからすぐ支払いするだろうけど。」
「あぁ、その時はお前のとこに振り込む。」
「あら、カリーたち遊びきてたのね。」皇嵐が部屋から出てきて、リビングに来た。
「よっ、ラディッツと話にな。」
「旅行のやつだ、カリーのとこにいくからな。」
「え、あの星カリーのなの?」皇嵐は少し驚いてきく。
「そうだよ、まっビジネスさ。戦闘だけじゃ飯食って行けねえし」
2/6ページ
スキ