再会

自分も帰蝶による連中をよく睨んでいたし、ナンパするやつは呼び出して路地裏で殴り倒したものだ。
重虎からは付き合ってもないのに怖いわー、とよく言われていた。
「(あの白銀の髪の男…、"俺"の保護者みたいなやつだろしかもハーフでシゲと同一人物)」性別は違うらしいが、似たり寄ったりしているところはあるように見えた。
なんやかんや自分のことを心配してくれるとこや、内なる狂気があるところも。
「思ったよりここ(DB)の世界は俺たちがいたとこと似てるのかね…」ほんと、それぞれのおもちゃ箱で遊んでいるようだと思った。知育玩具や運動用など。頭を働かせる、というのでは似てるものたち。
根元は同じのようだと月鬼は感じた。
「思う存分遊ばせてもらうかね、この世界を。」ただ、歴史通りにさせてたまるか。このように力を手に入れてわかったのだ、ぐちゃぐちゃに掻き回してやると心に誓った。
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