ひとつの幸せ~第8章~

「長谷部も知人というか自分と会ったし、積もる話もあるでしょ。案内しますよ。」
「心広くて嬉しいですわー、じゃッ行きましょうかね。あるじ!、またあとで。」
「二度とかえってこなくていいぞ。」酷っっ!、と国重はいい彼らはRaの時空の部屋へといった。
「ラディッツ、あなたねー……」皇嵐はため息を着く、相変わらず国重への対応は塩だ。いや、岩塩か。
「…飯食いたい。」お腹がすいた、と言いたげにお腹の音が響く。その姿に見た目は青年なのに、皇嵐は幼いころの彼の姿がよぎりくすりとわらった。
「はいはい、でも先に着替えてきなさい。仕事着のままよ?。その間に用意してくるから。」こくり、とラディッツは頷くと唇に柔らかい感触がしてきてえっとおどろく。
「…ごほうびね。」皇嵐の方から彼にキスをしてきたのだ。いつもは自分からなのに。
一気に顔に熱が集まる気配がしてくる。待て待て、絶対今の自分の顔はやばい。
「おっ、皇嵐!?。」するり、とうでのなかから彼女は抜けてほら行って来なさいと言ってくる。
「私もする時はするわよ、寂しかったですもの。」ほんとに彼女には敵わない、くすりと微笑んでいう皇嵐はほんとに大人の女神なのだと分からされる。
「すぐ着替えてくる!」疲れなんかもう吹き飛んだ、こんなご褒美が来るならたまの遠征はいいものだと思いつつ自室へと向かった。
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