ラディッツが生まれる数年前、とある事件が惑星ベジータでは起きていた。
それは、惑星ベジータの戦士がある刀を戦利品として持ってきて、始まった話である。
その刀は見事なものであった。刀の名前は長谷部国重。紅い柄に垂直に伸び、切っ先は今にでも物を斬らんとする鋭さ…どれも素人から見ても名刀だと分かる出来であった。これは王に気に入られる、と戦士が持ってきたのだ。
だが、それがいけなかった…。その刀は妖刀、魔剣といわれる類いのものであったのだ。持ってきて、出そうとしたとたん刀からそれはでかい黒龍が出てきた。空を覆い尽くさんとし黒龍は戦士を見て突進し大暴れ。惑星ベジータの住民半分を殺し食べた。そのなかには持ってきた戦士もいた。
そして龍は来ていたフリーザにも大怪我を負わせた。危ないと気づいたベジータ王は惑星一の魔導師を呼び封印させた。
そして、今…それを解こうとするものが現れた。
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「惑星ベジータの悪魔？。」ラディッツは、カリーの家にターレスと来ていて話を聞いてた。
「それ聞いたことあるぜ。フリーザに大怪我を負わせた龍だろ？。」
「あぁ、俺は見たことねぇが…確かあのときバーダックも相手していたようでな。話を聞いたんだよ」たまたまな、とカリーははなす。
「それって、どこにあるんだ？。」
「…秘境の山奥だ。悪魔ってのは、気まぐれみたいだからな…行かない方が…ラディッツは？。」忽然、とラディッツが姿を消した。嫌な予感がよぎる、