闇と影との出会い

契約書にサインをしてるとこRaからそう言葉を返される。
何だ、こいつもそうだったのかと少しほっとした。
「…ではお互い同じだな。」
「えぇ、そういうことになりますよ。では改めて…これから宜しくお願いします、契約者様。」
ーーー
遠征を終えて惑星へと帰る途中、Raはラディッツとは別に魔術を使い向かっていた。
そして…仮面を外しRaは本当の姿を顕にさせた。
「意外と楽じゃねえか…アイツにこじつけるの。」そう、Raの正体は死んだはずの月鬼だったのだ。死後閻魔の裁きにあおうとしたとこ逃げ出しここへと来たのである。時間をかけて己の片割れを探し、欲望を叶えさせる為にと。
「主、お疲れ様です。」付き添いとして付喪神の長谷部と光忠は付き添っていた。
「それにしても、君たち気があってそうだったね…不思議だったよ。」
「…同じ魂を持っているからだろ、双子のシンクロと同じだ。俺もあそこまで気が合うとは思わなかったぜ…懐かしい感覚もな。」月鬼はラディッツと握手をした時のことを振り返る。あの動作、己は自然とらしくないことをしたとおもっていた。
片割れに触れたい、と感じたからだあの瞬間。魂の温もりを求めてたのだ。
「カリグラの…共鳴かねぇ。」死んだせいかわからんが、よりかつての己のことを感じやすくなっていた。やつは、ラディッツを見た瞬間見つけたと不気味に楽しげに笑っていた。
己の力を取り戻そうとやつはなっているのだろう、反対にラディッツの方のは今は時では無いと眠っていたが。
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