闇と影との出会い

「その綺麗では無い、そのままとだ。」ああなるほど!、と男は返してきた。
「失礼、名前を名乗ってませんでしたね…

私はRa(ラー)。しがない魔導を追求するものです、お宅の名前は?」
「…ラディッツだ。」ラー…、何故か彼に対してそれは本当の名ではないだろと言いたくなった。
「…ラディッツさんですね、失敬。では私がこの土地綺麗に戻しますよ。」にこりと笑いRaは自分にそう伝えてくる。
「…綺麗にか?。」
「ええ、ちゃんと元通りに。なんなら契約してもいいですよ?。」ちゃんと綺麗にするから、とRaという男は話続ける。
「契約書でも出しましょうか?、今ならお安くしますよ。」Raはそう言って自分に契約書を押し付けてくる。
「……」随分と細かく書かれてるものだ、失敗した場合の保証や彼ができることなど。
「ま、お安くと言っても無料でしますよー。今回は私が悪いですから。」知りもしないで魔術を放ちましたし、とRaは話す。そういうと、Raは突然真剣に呪文を唱え土地を戻した。
「リバイバル」
「これは…戻ったな。」
「ええ、出来ましたよ?。このくらい朝飯前ですし。」
「……(こいつは使える)」それにこの感覚、皇嵐を見た時とと似てるだが違う。これは戻るべくして、かえるべくしての反応だ。
ー片割れがやっときたー、そんな感覚だ。
「…なんですか?、ラディッツさん」
「…お前」ラディッツはそのあとの言葉に自分でも驚く。こんな言葉、言うつもりもないしらしくない。
「俺と契約しろ。」
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