「はぁっ……」ラディッツはあの日から少しして書類の仕事を終わらせて短期遠征へと赴いた。綺麗に統治しろ、その言葉を言われた星にて。
なぜだ？、と思ったが見てみてわかった。ここはカリーが好きそうな歴史的遺物も多い、そしてレアな食物。裏のルートでやるとまあそれなりの金が貰えるだろうと。
「ったくちょこまかと多い連中だ…！」星の連中は大体は自分に従い降参したが、反対組織のようなヤツらが嫌がらせのように攻撃してくる。アンドロイドを使い遠距離で襲撃してきたりと。
鬱陶しい！！、とカウンターしたりしたが。その時だ、ピピっ！とスカウターが危険信号を出してくる。
「何だ、これは…」おそらく反対組織の者たちへの反応だろうか、と思いみると一気に生命反応がきえていく。
ﾄﾞｩｩｰﾝ!!、重低音の響きとともに大地が大きく揺れる。それは10秒ほど長く響いた。
「あちらか！」自分の向きとは反対の方向へと向きラディッツは舞空術でそこへと飛んだ。
「地震か…？、だがその割には何か変だな。」なにか異様な気配がする。これは…国重を拾った時のと似ている。
思考をめぐらせていくと現場らしきとこに着いた。ラディッツはその光景に驚いた。何も無いのだ、数日前に見た時は建造物などあったとこが。真っ黒に焼けて、何も無い。
「（ああこれはカリーに怒られるな！）」本当に何も無い、綺麗さっぱり。だがこの色、なにか雷でも落ちたようなと地面に降り立ち光景を見る。
「くそ！、説教されるな…いやだが綺麗にしたと言ったらいいか？。」いやいかんな、とつぶやく。