ひとつの幸せ~第6章~

カリーはそれなりの数の星をフリーザに統治を任されている。
しかも、やり方も全任せでだ。そのなかにはリゾート地を利用し観光星とし軍資金を稼いでいるところもある(表向きはただの観光土地のように)。
「クリスター星のか?」最高級の金剛石も取れて、海の綺麗なリゾート地もある。カップルにも人気で、宇宙雑誌にも人気の星として取り上げられている。
「…そこに、皇嵐を連れて行ってやりたいんだ。」
「…ああ、そういう事ね。プロポーズもしようと」こくり、とラディッツはうなずく。その姿を見てカリーは仕方ねぇなあという。
「ならこうしよう、ラディッツ。俺は今フリーザにまあ軍資金の稼ぎも任されてるわけ、その書類を片してもらう。めちゃくちゃ仕事のだからよ、報酬は多く出してやる。」そして、とカリーははなしをつなげる。
「近くの星でな、俺はザクザクと金目の石がとれそうな星を見つけたんだよ。そこの地上げもしてもらいたい、これは俺がフリーザに伝えたものだ。だから、俺とフリーザのも含めて大量に金を出してやるよ。そこの環境、綺麗に支配してたら……クリスター星のVIPルーム2室…俺からのご褒美で提供してやる。」
「どうせなら、翼と国重…お前たちというのが何かと都合いいだろ?。」
「は!!?、お前っ正気か!?。」そこのホテルはなかなか高い、最下級の給料じゃさすがに入れない。だから自分は密かに諦めていた…、なのにカリーは告げてきたのだ。
「おうおう、俺の依頼に答えられないラディッツじゃねえだろ??。当然の提案さ。」
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