ひとつの幸せ~第6章~

俺は予算とか言ってくれたら仕事出すぜ、とラディッツに告げる。
「おう…」
「てかお前、何をやろうとしてるんだよ。」皇嵐にラディッツがよく甘いものとかはよく届けてたりするのは見たことある、綺麗なイヤリングとかも渡してたなと。
「…バカパクリが結婚する奴らは指輪をつけたりする文化があると聞いてな。」
「指輪…、そういやなんかいたな。」他惑星でカップルがお揃いのアクセサリーつけてたりしたな。
「ん?、待ってお前皇嵐と結婚すると??。」
「?、ああ。」唖然、いや想像の通りというかそうすぎて唖然とする。
サイヤ人で結婚の文化は珍しくはある、いやでも確かバーダックたちはしてたのだ。彼らは公的にも夫婦と見られてた。
「…っいやいや、だがうんそうだよな…お前の欲望とかもろもろ満たすのではそれが最低ラインだよな…」
「俺のもだが…」
「……皇嵐の、過去の男に勝ちたいからだ。」ボソッ、とラディッツは言葉を吐く。そう、あの男。時々己を通してみる男に勝ちたい。
「それに、その、ガキを作るのでもそういうのがいいだろ。」
「OK、お前暴走しかけてんな…。ガキは皇嵐が孕むんだからそこら辺きっちり話せよ。のちのち面倒になるぜ?」
「わかってる、だからその指輪を買うためにも金よこせ仕事させろ。」
「おい、それ雇い主に言う言葉ァ?。いいけどよー…」
「指輪、お前が持ってる星でブランド店あったろ。」
「星ぃ?、あああのリゾート地にもつかってるやつか。」
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