ひとつの幸せ~第4章~

あれからしばらくたった時、ラディッツはカリーたちの遠征を手伝っていた。そう強い星ではないので、カリーとターレスそしてターレスの仲間の女戦士みきを連れてだ。
「カリー!、お前っこんな星の奴隷を助けてどうするつもりだ!!」そう、今支配している星は力の弱い星の民族を奴隷として扱っている惑星なのだ。
「俺が統治を任せられている星の民にするんだよ。色々な奴らがいた方が楽しいだろ?」そう言ってカリーは、軽々と人身売買をされるはずであっただろう人々が入ったトラックを抱えて瓦礫の残骸となった建物から少し離れた自分の本地に運んでいく。
「ラディッツは、離れの森林のところに行ってくれ。あそこにもしかしたらまだいるかもしれねぇからよ」
「…こういうの良く、フリーザに許されたな」そうだ、普通ならフリーザからどれいもころしなさいと言われるはずのところカリーはあっさりよいといわれたのだ。
「あ?、スカウターの技術や戦闘服も上がるんじゃないかと言ったんだよ。ツフルと同じ高度な技術を持っているはずだからな」
「………なるほどな」いまフリーザ軍にはあまりいい技術者はそんなにいない。
そうかんがえるとフリーザにとって技術者が沢山得られるいい機会なのであろう。
「わかった、俺はお前の言うところに向かって確認してくるぞ。」
「頼むぜ、俺もターレスとみきと合流してから向かうからよ」
「俺ひとりで十分だ、お前はとっとと宇宙船にそいつらを入れて帰る準備をしていろ!」
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