（カリグラが、皇嵐と……！？）はじめて知る事実にカリーは驚いた。家にある本では、カリグラが彼女に惚れていたことが記されていたくらいだ。
「後者はどうでもいいですよ、トアルさんが私にはいますから。しかし、私よりカリグラが上だと言うことが気にくわないのですよ……！！。しかもそのカリグラは事実存在していたのですよ…！」バシィ！！、とフリーザの尻尾が床を叩き地面をわる。
「おや失礼、うっかり荒ぶってしまいました。…あなたに聞いたのは他でもありません｣
トアルさん、とフリーザは呼び掛ける。
「はい、あなたの家系を遡らせていただきました……そしたらカリーさん。あなたはあのカリグラ王政のとき家来だった家系みたいだったのですね。」しかも側近でしたか、と淡々と話してくる。
「……つまりあなたは伝説ではあっても彼の話しをそしてサイヤ人をどのように強くしたか聞かれてるはずですよね？。……そして更なるなにかも。」冷たい殺気を出しながらフリーザはカリーに問う。
「……カリーさん、あなたはとても優秀な戦士です。この私の今の形態を越す実力の持ち主なのですから」喪いたくないのですよ、そんな方をとフリーザはカリーの首に尻尾を回しもう一度聞いた。
「教えなさい、カリグラのことを。」そのフリーザの目はプライドを崩されかねない事実への憤慨がでていた。