共に生きていきましょう~第12章~

彼にとっての思い出というものも。同時に自分が彼にとってどれだけかけがえのないものなのかも実感をしてしまった。おもわれていたことも。
「だれにっ……!」
「あなたよっ、あなた自身に言っているのよ!。バカ生意気ッ!!!。なんでか教えなさいよ……!」鬼気迫る気迫で言われて一歩下がった。なぜ彼女はいきなりこんなことを。自分は何かしたのであろうか。
(ここにつれてきてしまったことだとはわかる)あのように泣いていたことから。言うしかないのであろうか。
あんな、ひどい言葉を昔はいておきながら。固唾を飲み込み、ラディッツは答える。
「…それは…お前が気になるからだ…!」どう言うことよ、と#皇嵐は問う。記憶が取り戻せるかもしれないとかそんなのでしょうと。
「あなたは私のこと気に食わないのでしょ?。それじゃないならこうやっていないはずよ…!」すると信じられないことばがかえってきた。
「好きだからだ。」
「……なにいってるの?」ラディッツも自分がはいたことばに驚いたのか顔を赤くする。
「本気だ…!、バカパクリに聞いてターレスたちの話を聞いて……お前を見て気づいたんだ……!」
「それはまやかしよ」そう、まやかし。たまたま自分を見て感じただけのもの。
「…まやかしであっても言ってくれたことには嬉しいわ。私、こう見えてあなたより遥かに年上なのよ?。若い男の子にこくは!?」やわらかいものが唇に重なる。皇嵐は何が起きたのかわからず頭が混乱した。
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