共に生きていきましょう~第11章~

翌日

泊まれと言われたカリーの部屋で寝ていると朝日が強くさしてきた。惑星フリーザの朝ははやい。位置している場所がどうかわからないが、早朝にはさしてくるのだ。
冬場は少し遅くにだが、もう一眠りしようと目を閉じると聞きなれた声が聞こえてくる。
「主、朝ですよ。」国重の声だ。
「……気のせいか。」やつは家にいるはずだ、ここにいるはずがない。ふとんを深く被りもぐるもまた聞こえてくる。
「気のせいじゃないです!、あなたを起こしに来たのですよ!!。」
「……あと五分」
「子供か!、あんたは!!!。皇嵐さまをデ「あいつ、起きているのか?」えぇ、とっっくのむかしに…!」国重の顔が明らかに不機嫌で自分を殴りそうなところはむしをしよう。
「……今は何時だ?」
「10時ですッッ!!。あなた、この上ないほどに爆睡していたんですよ!。皇嵐さまは6時に起きてますよ!」
「おまえっ、それなら必死に起こせ!!。」
「なんっっかいも言いましたが、あなた言うこときかないわるがきのように布団にくるまって寝ていたでしょ!。」そんなに自分は寝ていたのかとラディッツは思う。そういえば、寝付くまでの間記憶のことや今日のことを考えて寝たから疲れてたからだろう。
基本的に休みの日は結構暇で寝ているので、通常通りではあるが今回は違うのだ。
というか、待ってくれ。
「……お前、なぜいる?」昨日来て帰っていったはず。どうして国重がここにいるのであろうか。
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