「……わかった、感謝する。」はい！？！？！？、今なんと！！。
「…えっ、あっ、はい！！？」まてまて、主が感謝するなんてこの自分が知ってる12年もの間あったか？、全くない。つまりこれは彼の人生の間はじめてのではないか。皇嵐は異例であるので除いて。
「……何を驚いている、お前はアホか？。」
「……いえ宇宙遺産レベルの事が起きましたので。」
「社交辞令でなら感謝の言葉はのべている。」プライベートはないのですね、わかりました。
「主、もう休んでください。皇嵐さまの相手するために」とりあえず殺されることはないことに落ち着いて国重はのべる。
死なない事がこんなにいいものとは、国重は悪魔なのに初めて命の尊さに気づいた。
「わかっている。」
「…あの人、記憶が戻ったら今回のこと思い出して自害しそうだな。」自分で地雷をつくるとは哀れな男だと国重はため息をつきながら思うのであった。