共に生きていきましょう~た第10章~

だがもしヤンデレな部分も天性ので受け持っていたら答えれば行ったことあるのか?、と尋問され殺られかねない。
「…バカパクリ、皇嵐が喜びそうなとこわかるか?。」でもどちらにしても答えなくては死だ。さてどちらの方がマシであろうか、と国重は思考する。
「…えっと、主。二年ぐらい前着陸に失敗したときについた丘はどうっすか?。」覚悟して重は答える。質問に答えた方が一瞬で済みそうだからだ。
つくづく自分も攻撃を受けることになれたものだなとある意味で感心してしまう。
「……あぁ、あの全く人が来ないとこか?。あそこは星がよく見えるくらいのとこだぞ。」ラディッツは国重の答えに少し疑問を持ちながら話した。
「だからっす、皇嵐さまはあまり星を見れていなかったのでつれていってあげたらいいっすよ」(あそこはあなたとあの人の思い出の場所でもあるから。)はじめて二人が出掛けた場所。ラディッツが幼い頃から皇嵐に恋をしていたことがわかる証拠を示す場所。
そこに彼女をつれていけば今の彼も恋情を抱いていると気づくはずだ。
「……神のくせにか?」ラディッツはそんなところでいいのか?、と改めて聞いてくる。今の彼にとってあそこはただ星が見えるところなだけだからだろう。
「えぇ、神は神でも俺様みたいに自由に動けないですから。」連れていってあげてくださいよ、と国重は微笑んで言う。
「あの人、見たがってるはずですから。」話したあと殺されるな、と思いながら冷や汗を垂らす。遺言考えなくてはと思っていると予想外の反応が返ってきたのだ。
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