共に生きていきましょう~第8章~
「だからって…!!、皇嵐を奪ったらあいつはまた一人になるだろ!」ターレスはカリーに食って掛かる。
そうだ、また一人になる。あの家族の中浮いていたように。
皇嵐は彼にとって、唯一の癒しであったのだから。カリーはそんなターレスの思いがわかったのか、ひとつ息を吐いて言った。
「その時はあいつ自身、俺に宣戦布告してくるだろ。記憶が戻れば…だがな。」カリーの目を見てみると、よく戦闘のときに見る冷たい色を宿していた。
彼は本気なのだ、ラディッツから奪う気でいるつもりなのだ。気圧されて後ずさるが負けじと睨み付ける。
「お前はっそれでいいのか…!」
「元はといえば俺の方が先に皇嵐に惚れていたんだ。別にいいだろ、記憶が戻る可能性も低いといっていたからな。」止めたきゃ止めてみろよ、とカリーはターレスに言い自分の部屋に向かっていった。
一人になったターレスは、唇を噛み締め拳を握りしめる。己の不甲斐なさへの怒りと、ラディッツの記憶に対してそしてカリーへのだ。
「…っはやく記憶を戻せよ…!!、ラディッツ…!」それに、カリー……おまえにはオレがいるだろ。
そうだ、また一人になる。あの家族の中浮いていたように。
皇嵐は彼にとって、唯一の癒しであったのだから。カリーはそんなターレスの思いがわかったのか、ひとつ息を吐いて言った。
「その時はあいつ自身、俺に宣戦布告してくるだろ。記憶が戻れば…だがな。」カリーの目を見てみると、よく戦闘のときに見る冷たい色を宿していた。
彼は本気なのだ、ラディッツから奪う気でいるつもりなのだ。気圧されて後ずさるが負けじと睨み付ける。
「お前はっそれでいいのか…!」
「元はといえば俺の方が先に皇嵐に惚れていたんだ。別にいいだろ、記憶が戻る可能性も低いといっていたからな。」止めたきゃ止めてみろよ、とカリーはターレスに言い自分の部屋に向かっていった。
一人になったターレスは、唇を噛み締め拳を握りしめる。己の不甲斐なさへの怒りと、ラディッツの記憶に対してそしてカリーへのだ。
「…っはやく記憶を戻せよ…!!、ラディッツ…!」それに、カリー……おまえにはオレがいるだろ。