共に生きていきましょう~第5章~

二ヶ月後

「…ラディッツ、なんで連絡をくれないのかしら…」先週から彼の連絡が途絶えて皇嵐は不安になっていた。
いつもラディッツは一日に最低でも一回は連絡をしてくる。なのに先週から来なくなったのだ。
自分からしても全く出ない。自分がその場に行こうと思ったが国重から仕事が大変なだけだと思いますから、と制された。
でも…それでも不安なものは不安だ。こんなに来ないとなると。
おどおどとリビングを彷徨いているとガチャ!!!と扉が開く音がした。
「!?、ラディッツ!!」しかしそこにいたのは汗をかいて、顔がこれでもかというくらいに青ざめているターレスだ。
「…ラディッツが…!、ラディッツが重傷で帰ってきやがった!!。」
「!!?、主が!?。なんで…!」
「ヴァルド星の住民が一斉攻撃をしたんだッ!。だから、皇嵐…!って、おい!!!。」ターレスがまっていろと言う前に皇嵐は走って出ていった。
(そんな…!、どうして!!!。)そんなことより彼のことが心配だ。
はやく、はやく行かなくては。ひたすらラディッツのことを心配して皇嵐は向かう。もしかして、あの伯父が起こしたのだろうか。
「すぐに戻る、と行ってたじゃない…!!」こんなのあの男…カリグラと同じパターンだ。

「どう言うことか吐きやがれッ!!!、ベジータ!!。」やっと治療室についたと思い部屋に入ろうとするとカリーの怒鳴り声とベジータが殴られる音が響いてきた。
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