共に生きていきましょう~第5章~

波長があっている二人の言葉に皇嵐は言い返せない。国重も二人の言葉にうんうんと頷いている。
「幻聴や幻覚は大丈夫なら、あとはあいつの戦闘力いや…ずる賢さが頼りだよな。」まあ、持ち前のかんもあるし。
「待ちなさい、カリー。あなたなに訂正してるの。」
「あいつに、戦闘力を求めるのはお前がらみのときだけなんだよ。他はカスだ、カス。お前知ってるか?、あいつの戦闘力1000そこらだぜ。」一般下級なんだよ、とカリーは答える。
「その代わり性格が悪魔な、そこらのフリーザより脅迫は得意。」
「あぁ、主があなたを止めたりできるのはカリーさんの言う通りあなたがらみのときは上級レベルだからっすね。主は」そうなの…と、皇嵐は驚くがそういえば彼は自分から下級だといっていたことを思い出す。
「じゃぁ、ラディッツは生きて…帰れるのかしら?(カリグラの封印もあってかしら…)」
「「「お前(あなた)おいてあの悪魔は死なん(死にません)」」」
「カリーが言っていたがラディッツはずる賢いんだよ。死ぬ気で勝つ戦いはあいつは得意じゃねぇけど、生きて勝つ戦いはあいつの十八番だ。」だから心配はいらねぇよ、とターレスが陽気に笑い答えた。
皇嵐はそのターレスの言葉に少し安心したのか、息をはいて落ち着いた表情をする。
「…そうね、それなら信じて待つしかないわね…」
「そういうことっすよ、皇嵐さま。あなたは信じて待ってあげてくださいよ、女神のしかも天下の天界魔王の加護があれば主は大丈夫っす。」
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