共に生きていきましょう~第2章~

カリーは、ラディッツを指差して疑問げに聞く。
皇嵐はそんなカリーの質問にえっと戸惑いながらも答えた。
「いっ、いいわよ…!。私もその…彼のことすきだから…あなたが前言ってくれたように…一途には愛してくれているし。」
「壊滅的な年の離れ方をしてるけどな」ターレスは気だるげに言う。
「年なんか関係ない!」そんなターレスの言葉にラディッツはきっぱりと反論した。そもそも彼が年を気にしていたら、ここまでグレーに近い攻めをしないであろう。
「…そっ、そうだけど…その……!」
「悪い、俺たちはのろけを聞きたくないから。後々この残念ラディッツから、聞かされると思うからよ。」
「そうそう、この残念から耳にタコどころか穴が貫通するくらい聞くと思うからよ。」心に安らぎをくれ、と二人は揃って言う。
「なんなら今から一週間語ってやろうか?。」
「やってみろ、そしたら俺は容赦なくお前をホモワールドの惑星にぶっこんでやる。」カリーは貫かんばかりにラディッツを睨み付けてドスの聞いた声で言い放つ。
ラディッツはそんなカリーの様子に己の貞操の危機を感じてやめてくれ!と必死に言った。
「嫌だぞ!!!、それだけはダメだ!。」
「ならばのろけるのはやめるんだな。」
「カリー、ひとつきいて良いかしら?。」皇嵐は少し眉を下げて恐る恐る聞いた。
「…あ?、なんだよ。」
「…あなたは一応ラディッツの親みたいなものでしょ?。私と付き合うことに反対じゃないの?。」
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