初めまして愛しき方~第1章~

その子が生まれ、四年ほどたったとき…。
「今度こそ、俺はっ…あの女をものに「やめろ!。」なんでだ!、ターレス!。」ターレス、と呼ばれた独特な髪型をした少年は黒く長い髪をした己より小さい少年に冷静に告げた。
「お前な…あの女は客!。しかも、上の上の人だ‼。わかっているのか!?。」
「愛に身分は「お前は、冷静に考えろ!!。」いたい!、いたいから!!。髪を引っ張るな!。」
「何でだよ!。親父とお袋は結婚しているんだぞ!?。」
「バーダックとギネは、同じ身分だろ!。お前とあの人ははるっっかに差がある!。お前が下だ!。」
「うるさい!、クソターレス!!。そうだ!、夜這いすれば…!」
「いいこと見つけた!的な顔をするな!!。お前は、まだガキだろ!。

ラディッツ!!。」
「ターレス、知ってるか?。ある惑星ではこういう言葉があるんだ…゛人の恋路を邪魔するやつは馬に蹴られて死んでしまえ!″」その言葉を言うと、ラディッツはダッ!と走り出した。
「おいこら、待て!!。バカラディッツ!!。脊髄反射で生きてるバカ!。……おれまた、バーダックに怒られるじゃねえか…」近所のよしみで、という感じにターレスは年下のラディッツと付き合っていた。そのためかラディッツの父親のバーダックから、ラディッツの見張りを頼むと言われていたのだ。
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