「策略家か？、そうかもしれんがそういうのはベジータたちにさせている。あいつらにとっては俺は前もいったがただの駒だ。」
「勿体ないわね、彼らも。あなたみたいなすごい人がいるのに…」トーストを皿に置き机においた。
「……俺の分は？。」
「あらっ、ないわよ。」
「なぜだ！？、俺頼んだよな！。」異議あり、といいたげに机を叩き言う。それに皇嵐はあきれたようにため息をつき答える。
「あなた、食べたんでしょ？。だからよ」
「食いたかった…」
「知らないわよ。」そう言い、トーストを食べていると国重の声が聞こえてきた。
「昨夜はお楽しみであったようですね！、主！！！。」ニコニコと楽しげに笑い、国重は言ってくる。
「チッ！、煩いやつが帰ってきやがった…」
「主、そんな明らかに嫌いな感じはやめて！」
「嫌いな感じではなく、嫌いだ！。」きっぱりとラディッツは国重に告げる。ほんとに嫌なのか嫌悪感丸出しの顔つきだ。
「酷いよ！！。俺様、あなたを10年間面倒見たんですよ！？。」
「頼んだ覚えはないが？、貴様はバカか。」はっ？と、ラディッツは軽蔑したような眼差しで国重を見て理不尽に告げる。
もはや暴君のようなもの言いに国重はショックするしかなかった。
「…あなたたち、バカみたいなやり取りをしないでよ。」トーストを食べ終えて皇嵐は立ち上がり、食器を洗う。
「バカ言わないでください！、あなたたちがチョメチョメしていたから俺様、出るに出れなかったのですよ！。」