久しぶり、愛しき君~第6章~

「ほら、疲れたでしょうからお風呂にも入りなさい!。」
「別に疲れては「入りなさい!。」あっ、あぁ…」少し気圧されながらラディッツは、荷物を椅子の上に置き戦闘服を脱ぐ。そして皇嵐は目を見開いた。
ラディッツの腹部に血が張り付いた包帯が巻かれてあるからだ。急いでかけより皇嵐はラディッツに言う。
「あなたっ怪我してるじゃない!!!。」しかもそれなりの量が出ているようだ。なぜ、こんな大きな怪我にこんな適当な処置を。
「あ?、遠征ではよくあることだ。それにこのくらいほっておけば治る。」
「そういう問題じゃないわよ!!!。万が一があれば、どうするの!?。」見せなさい!、と皇嵐はラディッツにいって包帯のところを見る。
まだ新しいものなのかわからないがやはり、血があふれている。
「な?、大丈夫だ「バカ生意気!!、どこがよ!。」!?」皇嵐はラディッツを引っ張り、寝室につれていく。戸惑いながらもラディッツはついていった。
ベットに座らされ、包帯がとられる。
「皇嵐!!、傷は気にしなくて…!」はっと、彼女の顔を見て察した。少し涙をにじませているのだ。
「…なにが大丈夫よ…」傷は深いものだ、切れていてドクドクと血が出ている。
何で彼は平気でいられるのだろうか。
「こんなっ、こんなっ傷を作って!。なにが大丈夫なの!!、いってみなさい!。生意気‼。」
「いやっ、そのっな…死にはしないから…!!」
「ばか!、それはたまたま急所とかにできなかったからよ!!。運がいいだけだわ!。」
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