ハリー・ポッターと賢者の石
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自分部屋に戻りベッドに横になると先に戻っていたであろうソヨンが声を掛けてきた。
"気分転換には成らなかったみたいね。"
『……最悪の気分。』
"箒でも折れたの?"
『そんな下手くそじゃないやい。例のあの人だよ。』
『あいつの魂が私に入ってるなんて虫酸の走る。ハリーにも入ってるなんて!時々あいつの感情が流れてくるんだ!気持ち悪い。』
"はいはい。少し落ち着きなさい。かけられた魔法は必ず解くことができるわ。"
『今すぐは無理じゃん。方法もわかんないし。』
"あんな呪いそうそう無いもの。そんな事よりサラザール様がお呼びよ。"
『まじ?めんど。』
"早くしなさい。噛むわよ?"
『行けばいいんでしょー。』
ソヨンを抱っこし、部屋を後にした。
スリザリン寮を抜け、廊下を進み、壁に触れる。
『……サラザール・スリザリンのいる部屋へ。』
ここは必要の部屋。入った人の願いを実現させる魔法の部屋。豪華なシャンデリアと家具、大理石のテーブルに置かれた本の山。もちろん私が願った訳ではない。呼び出したサラザールの願った物だろう。
ふかふかのソファーで本を広げ読み漁っている大きな白蛇。真っ黒なソヨンとは対称的な姿でまるでルビーような深紅の目をしている。
「やっと来たか。遅いではないか。」
『呼び出しといてその態度ですか?』
白蛇もといサラザール・スリザリンは必要の部屋に身を隠し、蛇の姿で眠りについていた。それを私が目覚めさせてしまった訳なのだが、面倒だし割愛させていただこう。
それからは勉強を教えて貰ったり、魔力取られたりしている。Win-Winの関係だ。
「間もなく4年生になるだろう。その祝いだ。」
『 魔法生物全集?使い道あるのコレ?』
「そのうちに俺のペットをくれてやる。その
前準備だ。」
『ふーん。ま、ありがと。話はそれだけ?』
「もうひとつある。貴様に入り込んだ魂を取り出す方法をおもいついてな。分離魔法の応用だ。準備には年単位での時間もかかる。」
『りょーかい。んじゃ、帰るわ。』
サラザールはやれやれとため息をつきながら私を見送った。こういう所は紳士なのにまったく、残念な蛇だ。
はやく部屋でご飯食べて休もう。明日は入学式なんだから。やっとハリーが見れる。遠くからでも、嫌われてても、元気ならそれで良いんだから。
"気分転換には成らなかったみたいね。"
『……最悪の気分。』
"箒でも折れたの?"
『そんな下手くそじゃないやい。例のあの人だよ。』
『あいつの魂が私に入ってるなんて虫酸の走る。ハリーにも入ってるなんて!時々あいつの感情が流れてくるんだ!気持ち悪い。』
"はいはい。少し落ち着きなさい。かけられた魔法は必ず解くことができるわ。"
『今すぐは無理じゃん。方法もわかんないし。』
"あんな呪いそうそう無いもの。そんな事よりサラザール様がお呼びよ。"
『まじ?めんど。』
"早くしなさい。噛むわよ?"
『行けばいいんでしょー。』
ソヨンを抱っこし、部屋を後にした。
スリザリン寮を抜け、廊下を進み、壁に触れる。
『……サラザール・スリザリンのいる部屋へ。』
ここは必要の部屋。入った人の願いを実現させる魔法の部屋。豪華なシャンデリアと家具、大理石のテーブルに置かれた本の山。もちろん私が願った訳ではない。呼び出したサラザールの願った物だろう。
ふかふかのソファーで本を広げ読み漁っている大きな白蛇。真っ黒なソヨンとは対称的な姿でまるでルビーような深紅の目をしている。
「やっと来たか。遅いではないか。」
『呼び出しといてその態度ですか?』
白蛇もといサラザール・スリザリンは必要の部屋に身を隠し、蛇の姿で眠りについていた。それを私が目覚めさせてしまった訳なのだが、面倒だし割愛させていただこう。
それからは勉強を教えて貰ったり、魔力取られたりしている。Win-Winの関係だ。
「間もなく4年生になるだろう。その祝いだ。」
『 魔法生物全集?使い道あるのコレ?』
「そのうちに俺のペットをくれてやる。その
前準備だ。」
『ふーん。ま、ありがと。話はそれだけ?』
「もうひとつある。貴様に入り込んだ魂を取り出す方法をおもいついてな。分離魔法の応用だ。準備には年単位での時間もかかる。」
『りょーかい。んじゃ、帰るわ。』
サラザールはやれやれとため息をつきながら私を見送った。こういう所は紳士なのにまったく、残念な蛇だ。
はやく部屋でご飯食べて休もう。明日は入学式なんだから。やっとハリーが見れる。遠くからでも、嫌われてても、元気ならそれで良いんだから。