ハリー・ポッターと賢者の石
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今日はもう部屋から出ません。出たらお祭り騒ぎに巻き込まれるのは明らかだもの。しもべ妖精に部屋まで昼食を運ばせ、授業の予習をこなし箒の手入れもした。そういえばと、クローゼットを開けると予想通り埃まみれの20個プレゼントが鎮座していた。杖を振って綺麗にしたがどうしようか……。
このプレゼントは全てハリーに用意したものだ。離れてからも毎年欠かさず誕生日とクリスマスのプレゼントは用意していた。5歳の時に駄々をこねにこねて年に3回手紙を送ることが許されたが、プレゼントを送ることは許されなかった。なので用意してはクローゼットにしまいこんで満足していた品物だ。もう使わないであろう物もあるし、捨ててしまおうか……。でも、まだ使える物もあるんだよなぁ。
"弟くんに聞くだけ聞いて捨てたら良いじゃない。"
声のした方を見るとベッドの裏からスルスルとソヨンが出てきた。
『おかえりソヨン。でもさー、ずっとプレゼント保管しててしかも毎年買い足してたんだよ?キモくない?嫌われない?ごみ屋敷住んでそうとか思われるかもじゃん。』
"生活に不便が無いか聞いて、使えそうな物だけ渡せばいいのよ。最悪ホグズミートに買いに行きなさい。"
『天才か?名案過ぎ。』
ソヨンを抱き上げ、杖でプレゼントの埃を綺麗に払った。うん、綺麗。
『ところでソヨンちゃん、クィレル先生に怪しいとこあった?』
"そうね……。基本誰にでもおどおどしてたわ。ただ死喰い人 では無いみたいだけど例のあの人に心酔してるみたいよ。それに私の尾行に気付いたかも。"
『ソヨンの尾行に?!パーセルタングってこと?』
"それは無いわ。蛇語が解るのなんてサラザール様の子孫か、貴女しか居ないもの。気付かれただけなのよ。姿を見られたわけでも無いわ。突然振り返って「誰か居るのか!」って怒鳴り出したの。間違いなくあの場には私だけだったわ。"
『なら尾行は中止だね。下手に刺激してもしょうがないし。それに狙いは石じゃなくてハリーかも。』
"それが妥当ね。賢者の石で死者が蘇る訳ないもの。貴女達への復讐の方があり得るわ。"
うーんと唸りながらベッドに寝転がる。さてどうしたものか。証拠も無しにダンブルドア先生に言うのも違うし、ハリーに警告もできない。現状維持しか無いかー。
行き詰まった時は今できることをするに限るって前にサラが言ってたな。ホグズミートに買い出しに行こう。その前にハリーに聞く?
クリスマスに渡せるようにしたいしな~。どーしよ。
このプレゼントは全てハリーに用意したものだ。離れてからも毎年欠かさず誕生日とクリスマスのプレゼントは用意していた。5歳の時に駄々をこねにこねて年に3回手紙を送ることが許されたが、プレゼントを送ることは許されなかった。なので用意してはクローゼットにしまいこんで満足していた品物だ。もう使わないであろう物もあるし、捨ててしまおうか……。でも、まだ使える物もあるんだよなぁ。
"弟くんに聞くだけ聞いて捨てたら良いじゃない。"
声のした方を見るとベッドの裏からスルスルとソヨンが出てきた。
『おかえりソヨン。でもさー、ずっとプレゼント保管しててしかも毎年買い足してたんだよ?キモくない?嫌われない?ごみ屋敷住んでそうとか思われるかもじゃん。』
"生活に不便が無いか聞いて、使えそうな物だけ渡せばいいのよ。最悪ホグズミートに買いに行きなさい。"
『天才か?名案過ぎ。』
ソヨンを抱き上げ、杖でプレゼントの埃を綺麗に払った。うん、綺麗。
『ところでソヨンちゃん、クィレル先生に怪しいとこあった?』
"そうね……。基本誰にでもおどおどしてたわ。ただ
『ソヨンの尾行に?!パーセルタングってこと?』
"それは無いわ。蛇語が解るのなんてサラザール様の子孫か、貴女しか居ないもの。気付かれただけなのよ。姿を見られたわけでも無いわ。突然振り返って「誰か居るのか!」って怒鳴り出したの。間違いなくあの場には私だけだったわ。"
『なら尾行は中止だね。下手に刺激してもしょうがないし。それに狙いは石じゃなくてハリーかも。』
"それが妥当ね。賢者の石で死者が蘇る訳ないもの。貴女達への復讐の方があり得るわ。"
うーんと唸りながらベッドに寝転がる。さてどうしたものか。証拠も無しにダンブルドア先生に言うのも違うし、ハリーに警告もできない。現状維持しか無いかー。
行き詰まった時は今できることをするに限るって前にサラが言ってたな。ホグズミートに買い出しに行こう。その前にハリーに聞く?
クリスマスに渡せるようにしたいしな~。どーしよ。