ハリー・ポッターと賢者の石
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ハリーと共にグリフィンドールのテーブルにつくとクディッチで顔馴染みのウィーズリー兄弟がやってきた。ビーターをしている双子の3年生。先日の試合で徹底的に狙われたのは記憶に新しい。
「おやおや。」
「おやおや敵情視察かMs.ポッター。」
『先日の試合ではお世話になったね。素晴らしいブラッジャーさばきだったね。』
ウィーズリー家の双子は私達の斜め前に座ると、食卓のパンに手を伸ばした。
「おい、フレッドもジョージも止めろよ。おはようハリー。その、隣の人は?」
双子の後ろに居て見えなかったのか、赤毛の1年生が向かいに座った。
「おはようロン。昨日話した姉さんなんだ。僕が一緒に食べようって誘ったんだ。」
『お邪魔してごめんね。ロロ・ポッター。スリザリンの4年生だよ。』
「ハリーの友達のロン・ウィーズリーです。なぁ、ハリー。ロロさんがお姉さんってホントだったのかよ。握手してもいいですか?」
もちろんと手を差し出すと、まるで有名人のように扱われた。解せぬ。
「姉さんって凄いの?」
『凄くないよ。』
ハリーに質問されたので思った通りに答えたが、すぐさまロン君に否定された。
「凄いに決まってるだろハリー!ホグワーツのクディッチの生きる伝説だよ!最年少女性シーカーでゲーム最短記録保持者だ!」
「それに加えて成績優秀。」
「実技もできてファンクラブまである始末さ。」
双子も好き勝手言い出して周囲の視線が集まるのを感じた。
『偶然そうなっただけだし、少し静かにしよう!先生に見つかると、面倒、だから……。』
向かいに並ぶウィーズリー家が急に静かになった。そして背後にえらい気配を感じる。ヤバイ。
「偶然でも素晴らしい功績だMs.ポッター。ところで何時グリフィンドールに転寮したか我輩に教えてくれるかね?」
あー。はい。詰みましたね。この声は明らかにヤバイです。なんか変な汗でて来た。振り返っちゃ駄目だ。死ぬ。
『……おはようございますスネイプ先生。転寮はしてないです。他の寮のテーブルで食事をしては成らないってルール無いと思ったんですが。』
「此方を向いたらどうだねMs.ポッター。勿論ルール違反では無いとも。だが秩序は乱れると思わんかね。」
スネイプ先生に向き直るとやはり怖い顔をしていらした。どうしてくれようかって顔してるじゃん。
「成績優秀な最年少女性シーカーに相談だ。今度のレイブンクローとスリザリンの試合、勝つのはどちらか?」
『……も、もちろん、スリザリンの勝利です。』
暗に、暗に絶対勝てってことじゃん。スネイプ先生はニヤッてして教員席に戻って行った。
うっわぁ。急いで練習行こう。
『ごめんねハリー。ゆっくり朝食取れなくて。ロン君、ハリーは魔法界初めてなんだ。色々教えてあげてね。』
言いたい事言って、グラスのカボチャジュースを飲み干し、脇に置いていた箒を抱えた。
『練習行くからそれじゃ!』
私は逃げるように食堂から出た。
……ゆっくりハリーとご飯食べたかった。
「おやおや。」
「おやおや敵情視察かMs.ポッター。」
『先日の試合ではお世話になったね。素晴らしいブラッジャーさばきだったね。』
ウィーズリー家の双子は私達の斜め前に座ると、食卓のパンに手を伸ばした。
「おい、フレッドもジョージも止めろよ。おはようハリー。その、隣の人は?」
双子の後ろに居て見えなかったのか、赤毛の1年生が向かいに座った。
「おはようロン。昨日話した姉さんなんだ。僕が一緒に食べようって誘ったんだ。」
『お邪魔してごめんね。ロロ・ポッター。スリザリンの4年生だよ。』
「ハリーの友達のロン・ウィーズリーです。なぁ、ハリー。ロロさんがお姉さんってホントだったのかよ。握手してもいいですか?」
もちろんと手を差し出すと、まるで有名人のように扱われた。解せぬ。
「姉さんって凄いの?」
『凄くないよ。』
ハリーに質問されたので思った通りに答えたが、すぐさまロン君に否定された。
「凄いに決まってるだろハリー!ホグワーツのクディッチの生きる伝説だよ!最年少女性シーカーでゲーム最短記録保持者だ!」
「それに加えて成績優秀。」
「実技もできてファンクラブまである始末さ。」
双子も好き勝手言い出して周囲の視線が集まるのを感じた。
『偶然そうなっただけだし、少し静かにしよう!先生に見つかると、面倒、だから……。』
向かいに並ぶウィーズリー家が急に静かになった。そして背後にえらい気配を感じる。ヤバイ。
「偶然でも素晴らしい功績だMs.ポッター。ところで何時グリフィンドールに転寮したか我輩に教えてくれるかね?」
あー。はい。詰みましたね。この声は明らかにヤバイです。なんか変な汗でて来た。振り返っちゃ駄目だ。死ぬ。
『……おはようございますスネイプ先生。転寮はしてないです。他の寮のテーブルで食事をしては成らないってルール無いと思ったんですが。』
「此方を向いたらどうだねMs.ポッター。勿論ルール違反では無いとも。だが秩序は乱れると思わんかね。」
スネイプ先生に向き直るとやはり怖い顔をしていらした。どうしてくれようかって顔してるじゃん。
「成績優秀な最年少女性シーカーに相談だ。今度のレイブンクローとスリザリンの試合、勝つのはどちらか?」
『……も、もちろん、スリザリンの勝利です。』
暗に、暗に絶対勝てってことじゃん。スネイプ先生はニヤッてして教員席に戻って行った。
うっわぁ。急いで練習行こう。
『ごめんねハリー。ゆっくり朝食取れなくて。ロン君、ハリーは魔法界初めてなんだ。色々教えてあげてね。』
言いたい事言って、グラスのカボチャジュースを飲み干し、脇に置いていた箒を抱えた。
『練習行くからそれじゃ!』
私は逃げるように食堂から出た。
……ゆっくりハリーとご飯食べたかった。