ツナさんの部屋に入り、床に座るとツナさんがパンツ姿で帰って来た理由を話してくれた。

ツナさんがボンゴレの十代目候補。

リボーン君はツナさんの家庭教師で住み込みで働く。

ボンゴレの死ぬ気弾の影響で、笹川さんにパンツ一丁で告白した。

どうしたらいいんだろう。

ツナさんがボンゴレの十代目になるのならザンザス様はどうなるんだろう。

九代目はもう、ザンザス様を見限った？

ヴァリアーは大丈夫？

ザンザス様はまだ氷の中？

一般人のツナさんをマフィアのボスにするつもり？

さっき、リボーン君は私をボス補佐にするって言ってたけど私はヴァリアーに帰れなくなる？

なんで？ナンデ？ﾅﾝﾃﾞ？ﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞ……

「おい！ 俺の話を聞いているのか！ 」

リボーン君の声でハッとリボーン君が話をしていたことに気付いた。

ヴァリアーに帰れないなら、ザンザス様の元に行けないのなら、全部ぜんぶ……

『……どうでもいい。』

私はツナさんの部屋から自室へ逃げるように立ち去った。








私はただ、ザンザス様達の元に帰りたいだけ。

朝が来ないことを祈りながら眠りについた。

そして何度目かのザンザス様の夢をみた。